天狗の鼻おれ

人生で何度目なのか…天狗の鼻おれ。
仕事に慣れてきたかな…思ったらやらかす。

今日は、阿部真央のライブなので仕事は休み…
やったんですが、前日に「ちょっとでいいから出てくれへん?」
「承知しました。」と承諾。

怒られに仕事に出たようなもんでした(汁)
ワシのミスなんやけど…。

目の前のことでいっぱいいっぱいで全体が見えてなかった…。
3人から怒られる(汁)
「この子、一人で誘導してるやんか!時間見て誘導入ってくれな!
そういうことも考えなあかんやろ!」
「はい…すいません。」を何度も繰り返す…(汁)
「怒ってんの?」
「怒ってる!」

まいった。

阿部真央さんはよろしかったです。
震えました。
最近、簡単に震える…?

はじめてやったので知らんかったんやけど…タオルを買わなあかんねんな…。
皆さん、タオルを振り回して居られました。

貴方を好きな私 初回限定盤

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少し遠かったけど御御足のきれいな方だ…。


おおきに。

オムツ

ヘルパーになり、絶対に言わないと決めたことがあります。

「オムツの中にしといて。」

認知症の方が「トイレに行きたい。」と言うので連れて行こうとしたら…
上司に言われた。
「どこ連れて行くの?」
「トイレに行きたい言うてるのでトイレに…」
「無理無理無理、どうやってさす気よ。」

コイツ…!

くそったれ。
出る出ないじゃなくてトイレに座ってもらうだけでもええやろう
尿意がほんまにわかってるかも知れんのに…
いつもはわかってなくてもこの時はわかってたかも知れんのに…。

お前が歳とってオムツ対応になった時
同じことを言われればいい…!

こっそり勝手に動いてやる。
そのためにも早く技術と知識を身に付けろ!


おおきに。

震えた日

「3年後、介護福祉士を取って下さい、5年後にケアマネの資格を取って下さい。」

師匠(勝手にワシが師匠やと思っている)に言われた。

「私もいつまでも居ないから、若い後継者を育てないといけない。」

震えた。
あなたに会えたことを感謝します。

新しい仕事は…慣れてないのもあり、疲れます。
楽しくて走り回るもんやから帰宅後、体が動かなくなる。

そのまま眠りこける訳にもいかんので
フローリングの上で数分〜数十分寝る…(汁)

↑履いてるけど…めっちゃつまずく(汁)

最近、少しずつ…父の死に向き合えるようになってきた。
入院させていなければ…
睡眠薬を使わせず、家に連れて帰っていれば…

入院前は、歩きまわっていたのに…
「顎の骨折は治しましたが、歩けなくなりました。」
認知症が進んで嚥下が落ちまして、ご飯が食べれなくなりました。」

病院のせいとは思わない。
ワシもほとんど寝れてない状態やったので何とかしようとしてくれたんやと思う。
よく父をほり出さずに受入れてくれたと感謝している。
でも、あれが今の医療の限界なんやろう…。

医療と介護がもっと一緒になれば…。
認知症やけどベッドに拘束されずに入院生活を送れれば…。
違う結果になってたんじゃないのか…と思うのです。


おおきに。

退職

本日で、16年と数ヶ月勤めた会社を退職。

沢山の人からお礼とエールをいただきました。
ああ…ワシはちゃんと働いてきたんやな…
そう思えました。

明日から、ヘルパー一本です。
精進せねば…。


おおきに。

あいがお

関東から友達が彼女と一緒に大阪へ来ていた。

二人で楽しい旅行やのに…
ワシにも声をかけてくれたことが嬉しい。
彼女とは初対面でしたが、非常にいい娘でよかった。

初めて通天閣へ行った。
「キレイに、撮れタワー!」
串カツも美味しかった!
にもかかわらず…写真をひとつも撮ってない(汁)

おみやげに満月ポンとか…渡す。
新大阪で見送った後、孤独感にさいなまれる(汁)

ヘルパーの方の仕事。

移乗介助で
「楽でしたよ。」と言ってもらえた。
「ほんまですか?痛くなかったです?」
「ええ、ええ、大丈夫です。」
「よかった、ありがとうございます。」
「辞めないでずっと居てね。」
「はい、居てますよ。」

少し泣きそうになる。

DVDブック 青山流 がんばらない介護テクニック

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別の方…言葉が出ないのか…意思の疎通が難しい。
奇声をあげてたので様子を見に行く。
「どうされました?」
どうも足が痛いらしいので体位を変える。
「これでどう?痛くないですか?」
「あいがお(ありがとう)。」
(お!嬉しい。)「どういたしまして!」

「しょおえつ%#$(')」
「ん?小説?読みたいの?」
首を振って「いいてうえ」
「あ、僕が小説読むかって?読みます、読みます。」
「○○さんは、小説読む?」
首を振る。

鳥肌が立った。
嬉しくて事務員さんに報告。
「すごいやん。」

小さくガッツポーズをする。


おおきに。

先日、転職先で二度目の仕事。
便秘が続いてる方に浣腸をして便が出るのを待っていた時に
「うんこは便所でしなきゃ…」とベッドに寝たままで言われた…

ごもっとも。

何分、まだ右も左もわからへん…資格を持ってるだけの見習いヘルパーです。
その時は、何の疑問もわかなかった。
ただ、ごもっとも。と思っただけで…。

老人介護 じいさん・ばあさんの愛しかた (新潮文庫)

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読み終わり。

『ある人は「排泄ケアがありませんね」という。
スタッフが様子を見て一人ひとりにそっと声をかけ、いつの間にかトイレで用をすませて帰ってくる。
「考えてみればそれがふつうの排泄ですよねぇ」と、特養ホームからきた寮母がため息をついた。』

この一文に衝撃を受けました。

前出の方は…
車椅子には座れるんやから…トイレにも座れるんじゃ?
いや…体勢が維持できへんのか…?
そばに付いててあげれば…?

わからんことだらけです…経験も知識も足りない。
でも、自分が介護されるとして…
ベッドでうんこはしたくないなぁ…。

知識と技術を身につけて
もっといい介護の方法を見つけたい。


おおきに。