バトン
お久しぶりの更新です。
父が認知症やったことが判明。
介護の準備にバタバタしておりました。
家族は誰も父の病気に気付いてやれず…冷たく当たったものでした。
あれも…これも…認知症のための行動やったのか…。
気付いた時には、母は出て行き…
父は相当辛かったやろうと今更ながら後悔…。
父は入院中、よく笑っていた。
父の笑顔は長いこと見てなかったことに気付く。
ああ…こんな顔で笑うんや…。
家での顔は…いつも強張っていた。
家族のために本当に休みなく働いてきた父。
ひと財産築いてるのに…何も残らず(汁)
「もう生きとりとうない…。
楽に死ねる薬があったら…なんぼ出してでも買うわ。」
そう言わせるまでに追い込んでしまった。
「ごめんなぁ、誰もおまんの病気に気付かんかったんや…ごめんなぁ。」
何でもっと早く気付かんかったのか…。
何でもっと温かく接しなかったのか…。
昨日からヘルパーさんが来てくれた。
帰宅してみれば、父は穏やかな顔になっていた。
ああ…たった一日でこんなにも変わるもんなんや…。
「明日も来てくれるんか?」
嫌がっていた介護もすんなり受入れてくれた。
できれば、ワシの前でも笑ってほしい。
毎日、毎日…笑っててほしいと思うのです。
おおきに。